医薬品は製品の品質が一定であり、有効成分量、有害物質の混入などが厳しく管理されています。一方でサプリメントには、これらの厳しい基準がありません。サプリメントは「食品」に分類されているため、発売前に臨床データを取る必要はありません。したがって、効能や機能の表示はできません(ビタミンやミネラルが栄養機能食品の規格を満たしているものは栄養機能食品と表示できます)。  

 

 このサイトでは健康情報としてサプリメントも数多く紹介しますが、効果がありそうだからといって、それらすべてを「製品が記す推奨量」摂取するのは望ましくないと考えます。私もそうでしたが、健康オタクの方は特にご注意下さい。また、サプリメントの語源である「補足」という意味合いからもわかるように、必ずしも推奨量を摂取する必要はないと思います。あくまでも「足りない分を補う」ということなので、食生活次第ではありますが(当サイトに関心があるような健康に留意されている方であれば)、一人分の推奨量を家族で分け合うということでも問題ない、というか金額を考慮するとその方が望ましいとさえ考えます。

【参考資料】
厚生労働省 健康食品やサプリメントの名称について